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モナコロイヤルウエディング展 [ミュージアム]

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実は昨日の高島屋の前に3月7日土曜日には名古屋松坂屋にも行っておりました。


松坂屋美術館で開催中の“モナコロイヤルウェディング展”を観賞するためです。(買い物しないデパートめぐり~大人な感じ)

2011年のアルベール2世公とシャルレーヌ公妃ご成婚の記念で催されたモナコ海洋博物館の「ロイヤルウェディング展」から公妃がガラディナーで身につけられた豪華ティアラ(大公からのプレゼント)やアルマーニデザインの5メートルベール付ウエディングドレスなど展示されていました。

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特別オーダーのティアラ「エキューム」一番おおきなダイヤは8カラット

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そして、ガラディナー用の衣装(アルマーニ)や記念品、各国からの贈り物などウエディングセレモニーで使用された貴重な品々、ディナーのテーブルコーディネートも再現されていて興味深かったです。

ウエディング当日の詳細~ロイヤルウェデイングの模様、役所での正式な婚姻署名(この際の妃の衣装はラガーフェルド)、素敵なガラディナー~はスクリーン映像でながされていて、臨場感もたっぷりでした。


そして・・・私の大好きなグレース・ケリー(故グレース王妃)のウェディング姿の写真も沢山あってうっとり。

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その他、モナコ公国の歴史をひも解く資料や歴代大公の肖像画なども観ることができました。



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プーシキン美術館展 [ミュージアム]

閉幕しましたが愛知県美術館のプーシキン美術館展も先週ギリギリ行ってきました。
次回は横浜で7月初め開幕です。

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ルノワールの印象派時代最高の肖像画と評される≪ジャンヌ・サマリーの肖像≫が、最大の見どころです。

17世紀古典主義の巨匠プッサンにはじまり、18世紀ロココの代表ブーシェ、19世紀のアングル、ドラクロワ、ミレー、印象派やポスト印象派のモネ、ルノワール、セザンヌ、ゴッホ、そして20世紀のピカソやマティスまで――。プーシキン美術館、幅広いコレクションでした。

美しいアングルの聖母
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初期のモネ   甘やかでやわらかくて好き
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青の時代からバラ色の時代のピカソ
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17世紀から20世紀まで、約300年にわたるフランス絵画のコレクションは、フランスに憧れ、自国文化の発展を願ったロシア人たちの情熱の結晶なのだそうです。

今回初めて知ったプーシキン美術館コレクションですが、特にこの多くのフランス絵画コレクションは西欧文化を市民に紹介する志に支えられ、絵画の収集に私財と情熱を注ぎ込んだセルゲイ・シチューキンとイワン・モロゾフというふたりの富豪によるところが大きいという事実を知りました。(エルミタージュもですが)

感慨深いのは、今はこの二人は伝説のコレクターとして知られているようですが、ロシア革命により資産没収、亡命生活を亡くなるまで送ったのですねえ。


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「棟方志功 祈りと旅」展 ..愛知県美術館. [ミュージアム]

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1週間たってしまいましたが、先週の土曜日7月9日、東北復興支援特別企画 「棟方志功 祈りと旅」展 ...のオープニングに行って参りました。

友人に誘ってもらい、初めて美術展のオープニング~テープカットに立ち合いました。大村愛知県知事や愛知県美術館長の今回の展示に至った経緯などのごあいさつもうかがい、なんか感激・・・


そもそも7月に開催を予定していた企画展「プーシキン美術館展 フランス絵画300年」が東日本大震災の影響により中止となったための特別企画されたということでしたが、むしろ今の時期にふさわしい贈り物の展覧会だと思いました。

棟方志功は詳しくはないですが、力強く、個性的な作品に惹かれる作家です。
今回、「祈りの旅」と名うって披露されている数々の作品は東北地方の方々の長く自然に耐え、共存してきた歴史やそれゆえかの彼の大地にねざした宗教観、というかまさに”祈り”を強く感じることができました。

まるで壁画のような大作も多く、その迫力は「さすが」というものばかり。いのちの力強さ、自然の美しさときびしさ・・・あらためて、こんなスケールのアーティストだったんだと感激いたしました。

信仰心の熱い彼だが押し付けがましくはなく、少しユーモラスな仏さまの作品も好きです。

「ニ菩薩釈迦十大弟子」 ベネチアビエンナーレグランプリ受賞
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山本容子の劇場「鏡の国」展 [ミュージアム]

数年ぶりの山本容子展が名古屋であり、行って参りました。

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今回のメインテーマは「鏡の国のアリス」 このお話は読んだことないのですが、チェスのゲームとアリスの白昼夢が混ざり、今回もなんか哲学的な、でも可愛い不思議ワールドのようです。

すごく楽しかった。 

ビジュアル的にまず市松模様が好きーチェス番をモチーフの作品たち、クイーン、キング、ナイトという登場物も可愛い・・・ なにしろ鏡の国なので対称とか逆転とかの複雑さもあいまって楽しめる空間ができてました。

後半展示は「不思議の国のアリス」も登場し、全体に広がる山本容子ワールドが素敵でした。


なんといってもティーパーティ
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山本作品のいろいろなポストカード[ぴかぴか(新しい)]
特にテーブルのものを購入!

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香水作りとロココのお話 [ミュージアム]

私の香水びんコレクション

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ガラスのボトルってきれいですよね~

ということで
先日のヤマザキマザック美術館 “ロココの雅”イベントのひとつの「香水作り」に参加してきました。

 「ロココ(優美・繊細)時代に漂う魅惑的な香り」 というタイトルで
優美で繊細、女性的、そんな言葉がイメージとして定着しているロココ時代は、文字通り、女性たちが生き生きとしていた時代。毎日を豊かな気持ちで過ごしていくため発達してきた香りの文化の話と、現代の私たちの生活を豊かな気持ちにしていく香りを教えていただきながら作ってみました。 
 
今回は「ジャスミンを主体に魅惑的な香り」ということです。
無水エタノールにジャスミンやその他のエッセンシャルオイルを数種混ぜ合わせていくかんじ・・・[るんるん]

1か月ほど熟成させて本当のできあがりとのことですが、ムフフ楽しみ~ (もちろん今でも良い香りですが)

これです
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別の時間のレッスンのローズ主体の「モーツァルトが奏でる”軽快・優雅”な音の香り」もちょっと嗅がせていただいたのですが、これがまたうっとりの香りでした~

先生のお話も楽しくて、香水の起源やクレオパトラも使っていた薔薇の香油のお話、紀元前からロココまでのロマンたっぷりの香りのお話をうかがえました。

ポンパドール夫人はムスク(~ジャコウジカから抽出)の香り
マリーアントアネットは薔薇とスミレの香り
がお好みだったとか


ちなみに先生は香りの学校LIVEの校長先生で徳永順子先生。
我が国におけるアロマテラピーアドバイザー、アロマセラピスト養成の先駆者でらっしゃるとのことでした。


そしてこちらも随分前に購入の私の香水びん  りんごのとかもあります

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ヤマザキマザック美術館~ ロココの雅 [ミュージアム]

昨年、オープンの名古屋市東区「ヤマザキマザック美術館」が開館1周年記念展として“ロココの雅 華麗なるフランス宮廷時代”という催しをしています。

フランソワ・ブーシェの「アウロラとケファロス」 この美術館の象徴的作品
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講演会、演奏会、そしてワークショップも8月まで定期的にいろいろとおこなわれていて興味深いです。

私はまず、連休に、共立女子大名誉教授の木島俊介先生の「ロココとフランス文化ー優雅な祝宴について」という講演をうかがいに行ってきました。
以前私がポンパド-ル夫人のことを書いた時にたまたま、のせたモーリス・カンタン・ド・ラ・トゥールの彼女の“肖像画”のお話になり、パステル画なので、なかなか実物を日本にはもってこれないが、ロココの絵画の中でも大変美しいもので一見の価値があるというくだりにちょっとうれしくなりました。
ルーブルからなかなか出せないらしい↓
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こちらではふだんも日本国内では目にすることの少ないロココ時代の絵画作品を、壁布やシャンデリアなど当時のサロンを髣髴とさせる設えを施した部屋に展示されていますが、開館一周年記念の本展では、当館所蔵のロココの絵画16点に加え、ロココ様式の家具、豪華なドレスやアクセサリー、優雅な扇などを見ることができました

ワークショップは”香水作り”“コサージュ作り”や“ロココダンスと音楽”など8月まで毎月何回か行われるようなのでまた、香水作りに参加してこようか計画中です。


そして帰りに1階のカフェで小腹がすいてホットドッグをいただいてしまった。なかなか可愛い姿でしたのでパチリ[ぴかぴか(新しい)]

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「包むこころ ふろしき」 [ミュージアム]

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四日市市立博物館での11月8日までの特別展「包むこころ ふろしき」に行ってきました。
http://www.city.yokkaichi.mie.jp/museum/tenrankai/2009furoshiki.html

1枚の布ながら、なかなか奥が深い“ふろしき” 
京都和文化研究所の山田悦子さん(風呂敷といえば彼女)が講師のセミナーにも参加しました。

最小限のものを最大限にいかす
変幻自在に使いこなせる汎用性と柔軟性など
あらためて利点を発見! [ぴかぴか(新しい)]

お箸の柔軟性、 お布団、ちゃぶ台によって一部屋でもいろいろに使用する知恵、なるほど“日本人の道具を使いこなす文化”のお話にもあらためて感心・・・ワークショップにも参加、いろいろな結び方も学んだりしてとても楽しかったです。
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ところで、お釈迦様の涅槃図には大抵、枕元か頭上の枝に風呂敷包みが描かれているのご存知でしたか?お釈迦様のお母様が最後、息子を助けようと薬や鉢を包んだ風呂敷を天上から投げ落とすという話からきているそうです。(沙羅双樹の木にひっかかり届かなかったそうですが) つまり、この風呂敷包みの中身は人間を悟りへと導く最後の用具の象徴・・・風呂敷は随分、重要な場面に描かれているということですね。

他にも「東海道五十三次」に描かれている数々の風呂敷や古い時代の現物の展示などもたくさん見ることができます。
風呂敷の研究で博士号をお持ちの深沢琴絵先生の監修により、学術的な分類や歴史的背景などもしっかり説明されその点も見応えある催しでした。[わーい(嬉しい顔)] 深沢先生、たまたまお会いしてご説明いただいたのですが、とても若くておきれいなのでびっくりでした。

ノリタケデザイン100年の歴史展  名古屋ボストン美術館 [ミュージアム]

「ノリタケデザイン100年の歴史展」に行って参りました。

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名古屋には「ノリタケの森」という、クラフトセンター、アウトレットショップやミュージアムなど備えた大きな施設もあるのですが、改めてノリタケの100年という歴史あるデザインの数々をじっくりと堪能することができました。


特に感激したのは、明治から昭和初期にかけて制作された華麗な“オールドノリタケ”の画付けの元となった画帖です。なんでも太平洋戦争中の名古屋への空襲下でも守られた貴重なものとのこと。
初公開のものも今回は展示されているようです。


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モダン可愛いアールデコシリーズも
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ところで今回の私はアフタヌーンティと「ノリタケデザイン100年の歴史」鑑賞という特別講座に参加しての鑑賞でしたので、ボストン美術館のあるホテルグランコート名古屋でのアフタヌーンティをいただきながら、ノリタケミュージアム館長の「紅茶と陶磁器の伝播について」のお話を伺い、それから学芸員の方に案内して頂くというとても贅沢なものでした。

当然、、食器はノリタケ。
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私は歴史がとても好きなので、西欧の茶の歴史をとても細かく伺えたのも興味深かったです。




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